岡山県美咲町が、子育て中の母親に在宅ワークを促すことで人口流出を防ごうと、東京都のコンサルティング会社と協定を結びました。
岡山県美咲町が協定を結んだのは、母親向けの在宅ワークの求人サイトを運営する東京都のコンサルティング会社、アイドマ・ホールディングスです。
今回の協定は美咲町で子育てをする母親に在宅ワークを促すもので、町とアイドマ・ホールディングスが連携して企業の面接対策会を開くことなどを盛り込んでいます。
美咲町によりますと、町内に住む15~49歳までの女性の人口が2019~2022年にかけて250人以上減っています。
町は、在宅ワークという選択肢があることを知ってもらうことで人口の流出を食い止めたいと話しています。
(岡山・美咲町/青野高陽 町長)
「お仕事しながら子育てできるという環境を少しでも増やして、また充実させていきたい」
(アイドマ・ホールディングス 社長室/本田新 室長)
「自治体と連携することによって、もっと在宅ワークだったりとか働き方の幅を広げていけると考えている」