アフリカ中部のコンゴ民主共和国で広がる原因不明の病について、アフリカ疾病対策センターは栄養失調とウイルス感染が重なったマラリアの重症例の可能性があると発表しました。
アフリカのCDC(疾病対策センター)は19日、感染者のサンプルを分析したところ、蚊が媒介する感染症のマラリアの検査に対して8割を超える検体が陽性反応を示したと明らかにしました。
そのうえで仮設として、栄養失調とウイルスへの感染が重なったマラリアの重症例である可能性が考えられるとしています。
原因の確定に向けては引き続き調査を続けるということです。
インフルエンザに似た症状が出るこの原因不明の病を巡っては、感染者が前の週と比べて65人増えて592人となり、死者はこれまでに37人確認されています。
画像:アフリカCDCのYouTubeから