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鹿島沖転覆事故 乗組員全員ライフジャケット着用せずか 行方不明者の捜索続く 海保

社会

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 茨城県鹿島沖で漁船の転覆して3人が行方不明になっている事故で、乗組員全員がライフジャケットを着用していなかったことが分かりました。

 6日未明、茨城県の鹿島沖で大津漁協所属の「第八大濱丸」が転覆し、乗組員2人が死亡、3人の行方が今も分かっていません。

 海上保安庁によりますと、事故後の調べで転覆当時、漁船の乗組員全員がライフジャケットを着用していなかったと関係者が話していたことが分かりました。

 船員法では、漁船の甲板で作業する場合などにライフジャケット着用が義務付けられています。

 また、事故当日、捜索に参加した民間の漁船が音波探知機を使って現場付近を調べたところ、物体の反応があったことも分かりました。

 海上保安庁は反応があった場所は水深200メートルから300メートルほどで、転覆した漁船の可能性があるとして、無人の潜水装置で捜索しましたが見つからず、今後も確認を続けるとしています。

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