茨城県鹿島港の沖合で20人が乗る漁船が転覆し、2人が死亡し3人が行方不明になっています。乗組員の関係者らが集まる千葉県銚子市から報告です。
(中西祐加記者報告) 救助された乗組員はこちらの後ろにある所から陸に上陸しました。
乗組員の関係者らはここから見えるオレンジ色の建物の4階に待機しています。
海上保安庁によりますと、現場は鹿島港から東へおよそ30キロの海上で、転覆した漁船は大津漁協所属の「第八大濱丸」です。
大津漁港の関係者 「南下してきてだいぶサバと違ってイワシに変わってきたから期待持てたと思う。正月早々、出初めでこういう状態だからつらいよね」
船には日本人とインドネシア人合わせて20人が乗り、そのうち50代と60代の日本人男性の死亡、40代、60代、70代の日本人男性が今も行方不明で捜索が続いています。
海上保安庁によりますと、船の乗組員は「網に魚が多く入っていてバランスを崩した」と話しているということです。