砂浜や堤防など海岸保全施設の整備について考える委員会が香川県庁で開かれました。
香川県が開いた委員会で、防災、海岸工学、漁業、観光の専門家ら9人が出席しました。
香川県は防災や減災だけでなく自然環境や利用環境にも配慮した保全計画を定めています。しかし2020年に国が基本方針を変更し、気候変動に対応した保全計画が必要となりました。
文部科学省などによりますと2100年には香川県沿岸の海面水位が約40cm上昇すると予測されていて、県の基本計画への対応が求められています。
委員からは「利用環境を維持するには砂浜の保全が重要」や「南海トラフにも留意した変更が必要」などの意見が出ました。
香川県では2026年3月には計画の変更を完了する予定です。