2024年の中国のGDP(国内総生産)産の成長率は5.0%のプラスで5%前後とする年間目標を達成しました。
中国の国家統計局によりますと、2024年のGDPの成長率は前年に比べて5.0%プラスとなりました。2023年の5.2%より鈍化しています。
消費の伸びはプラス3.5%で、前年のプラス7.2%から減速しました。
厳しい状況が続いている不動産開発投資はマイナス幅が10.6%となり、前年のマイナス9.6%からさらに落ち込みました。
中国政府は利下げや買い替え促進策などの経済対策を打ち出していて、10月から12月の成長率は5.4%となりましたが、需要の先食いに過ぎず、効果は限定的ではないかという見方もあります。
一方、中国の2024年の出生数は52万人増えて954万人となりました。
また、死亡者数は1093万人で総人口は139万人減の14億828万人となりました。
総人口の減少は3年連続で急速に少子高齢化が進んでいます。