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直島製錬所で廃基板から銅など回収 三菱マテリアルとパナソニックが資源循環の取り組みを発表 香川

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 香川県の直島にある三菱マテリアル直島製錬所がパナソニックと共同で行っている資源循環の取り組みを発表しました。廃家電から取り出した銅や銀を再資源化します。

 直島製錬所を運営する三菱マテリアルと電機メーカーのパナソニックが2011年から行っている資源循環の取り組みを発表しました。

 使用済みの家電製品から回収したプリント基板を直島製錬所で製錬して銅や銀を取り出し、パナソニックの家電製品などの材料としてリサイクルします。これまで8100tの銅と33tの銀、1tの金を回収したということです。

(パナソニック 環境推進センター/森本泰史 所長)
「製錬から製品にするところの一連の能力があるので、パートナーとして一緒にやっていけると判断した」

(三菱マテリアル 資源循環事業部/井上達也 部長)
「国内で循環させていくことの意味合いが資源確保の点から重要になっているので、直島の存在意義、重要性もアピールできているのでは」

 直島製錬所など三菱マテリアルの廃基板の処理能力は世界トップクラスで、2030年度末までに約1.5倍に拡大することを目指しています。

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