自民党の森山幹事長は石破総理大臣と面会し、中国の李強首相との会談で訪中を歓迎する発言があったことなどを報告しました。石破総理の訪中時期が焦点です。
自民党 森山幹事長 「できるだけ急いでということはお考えだと思いますが、大事な国会がありますし、予算の成立を目指さなければなりませんので、うまくどこで訪中ができるのかは今から政府で検討されるんだろうと思います」
自民党と公明党の幹事長らが参加した日中与党交流協議会は、13日から2日間の日程で中国を訪問しました。
李強首相との会談では、石破総理から習近平国家主席に宛てた親書を手渡しました。
17日、森山幹事長は石破総理に対して「できるだけ早く中国を訪ねて頂きたい」という中国側の意向を伝えました。
石破総理はにこやかに報告を聞いていたということです。
総理周辺は「親中と言われようが中国に行かないという選択肢はない」と話しています。
ただ、自民党内ではアメリカのトランプ次期大統領との首脳会談を先にするべきだという慎重論も多く、実現すれば2019年の安倍総理以来となる総理大臣の訪中の時期が焦点となります。
