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大学入学共通テスト1日目終了 監督者の指示ミスなどで86人再試験

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 現在の学習指導要領では初めてとなる大学入学共通テストの1日目が終わりましたが、監督者による受験者への指示のミスなどで、合わせて86人が再試験の対象となりました。

 今年で5回目となる大学入学共通テストにはおよそ49万5000人が志願し、全国651の会場で実施されます。

 1日目となった18日は「地理歴史・公民」「国語」「外国語」「英語のリスニング」の試験が行われました。

 大学入試センターによりますと、滋賀大学彦根キャンパスの「地理歴史・公民」の試験で、本来は開始前に「氏名欄」や「受験番号欄」などにマークをするよう受験生に指示するところ、指示がないまま始まったということです。

 終了後に受験生からの指摘で発覚し、85人が再試験の対象となりました。

 また、東京芸術大学でも「科目欄」へのマークに関して受験者への説明にミスがあり、1人が再試験の対象となりました。

 英語のリスニングでは、機器の不具合などで全国で46人が試験を途中からやり直す「再開テスト」を受けました。

 今年は現在の学習指導要領を反映した初めての試験となっていて、新たにプログラミングを学ぶ教科「情報」が加わっています。

 最終日となる19日は午前に「理科」、午後から「数学」に次いで、初めてとなる「情報」の試験が行われます。

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