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急落から一転買い戻し 東証1876円高 史上4番目上げ幅

経済

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 8日の日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、終値は前の日に比べ1876円高い3万3012円でした。過去4番目の上げ幅です。

 専門家は、買戻しのタイミングを見計らっていた投資家がPBRという指数に反応した結果だと指摘します。

 PBRとは、現在の株価を1株あたりの純資産で割った数字で、一般的には1倍を下回ると株価が割安と判断されます。今回は1.15倍という数字がカギになったといいます。

みずほ証券 中村克彦氏 「日経平均株価の去年8月の急落時を振り返ると、当時のPBRで1.15倍。今回の25年の4月7日がPBR1.15倍で、去年の夏と今年の春が並んでいたということになるので。日本株は割高感がいったん薄れ、8日火曜日の反発につながった」

 トランプショックに見舞われた相場は、下げ止まったのでしょうか?

中村氏 「東証プライム市場の売買代金が7日の6.9兆円に対して、8日火曜日が5.4兆円と株価は上がっているが、売買代金は縮小しているので、さほど強さを表してない。本格的な底入れはもう少し先とみている」

(「グッド!モーニング」2025年4月9日放送分より)

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