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ゼレンスキー大統領「ロシア軍に中国兵155人」

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 ウクライナのゼレンスキー大統領は、捕虜にしたロシア軍の「中国人兵士」を尋問する様子を公開しました。また、ロシア軍に参加する中国人兵士が155人に上ると明らかにしました。

中国人兵士とされる男性 「(Q.ウクライナ兵に対する戦闘行為に参加したか?)それは私の最初の任務です。そして、私の初めての戦闘経験でした。私はその間一度も発砲しませんでした」 「私たちは離れ離れになってしまいました。一緒に歩いていたのは私とベニだけでした。残りの3人、中国人2人と外国人1人はどこへ行ったのか分かりません」

 ゼレンスキー大統領は9日、SNSで捕虜とした中国人兵士のパスポートや尋問の様子を公開しました。

 「150人以上の中国人がロシア軍に関与したというデータを持っていて、実際にはもっと多いことが分かっている」と投稿しています。

 そして「中国人の関与は戦争拡大に向けた意図的な一歩で、ロシアが戦闘を長引かせたいことを示す兆候だ」と批判しました。

 兵士を尋問したウクライナ保安庁によりますと、1人は中国国内でロシアの関係者からスカウトされて入隊し、もう1人は観光でロシア滞在中に兵士募集に応じたということです。

 いずれも初めての戦闘参加で、それぞれ別の場所で捕虜になったということです。

 また、キーウ・インディペンデント紙は入手した情報機関の文書をもとに4月現在、163人の中国兵がロシア軍に従軍していると報じています。

 中国外務省の報道官は10日の記者会見で「中国はウクライナ危機の製造者でも当事者でもない。中国政府は国民に対して、いかなる国の軍事行動にも参加しないよう要求している」とコメントしています。

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