富山県射水市の神社で、平安時代から伝わる流鏑馬(やぶさめ)が披露され、詰めかけた観客は勇壮な姿に魅了されていました。
射水市にある加茂神社で4日に行われた「やんさんま祭り」は、平安時代から続く五穀豊穣を祈願する神事です。
神事の最後を飾るのが流鏑馬です。
武者装束を身にまとった乗り手が馬にまたがり、参道を疾走する馬上から長さ3.6メートルの大弓から矢を放ちます。
すぐ目の前を早馬が駆け抜けていく迫力に観客からは大きな歓声と拍手が起きました。
観客 「すごい迫力があって、とてもよかったです。見応えがありました」 「すごかったです」 「(Q.馬から矢を放つときどうだった?)迫力あった」 「(Q.どうだった?)速かった」
放たれた矢は、災いを払いのけて幸福を招く縁起物として、見物客が大事に持ち帰るということです。