イスラエル政府はイスラム組織「ハマス」との停戦交渉が停滞するなか、ガザ地区の軍事作戦を拡大することを決めました。
イスラエル・メディアは5日、治安内閣がガザ地区の軍事作戦を拡大することを、全会一致で承認したと報じました。
軍に数万人規模の予備役が招集される見通しです。
停戦交渉が停滞するなか、イスラム組織「ハマス」が拘束する人質の解放に向け、圧力を強める狙いがあります。
ただ、国内では人質の命が危険にさらされるとして反発の声も挙がっています。
作戦の実施について地元メディアは、アメリカのトランプ大統領が13日から予定している中東訪問の後になるという見方を伝えています。
一方、ガザ地区の人道支援再開に向けた計画も承認されたとしています。