香川労働局によりますと、香川県の2025年3月の有効求人倍率(求職者1人当たりの求人数)は、前の月と同水準となる1.51倍(季節調整値)でした。
パートを含む新規求人数は7965人(原数値)で、前年同月比で2.5%増加し、2カ月連続で増加しました。
産業別にみると、建設業で3.8%、製造業で3.4%、卸売業・小売業で7.8%増加する一方、情報通信業で56.3%、宿泊業・飲食サービス業で20.9%、医療・福祉で1.5%減少しています。
新規求職者数は3519人(原数値)で、前年同月比で2.1%減少し、8カ月連続の減少となり、一般求職者数は4.2%減少と11カ月連続で減少、パート求職者は1.1%増加で3カ月ぶりに増加しました。
香川労働局は香川県の雇用情勢判断を「求人が求職を上回って推移していて、緩やかに持ち直しているものの、今後も物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がある」としています。