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政権の行方を占うポーランド大統領選 決選投票に進む公算大

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 ポーランドで任期満了に伴う大統領選挙が行われ、リベラル派と右派の候補が競り合う展開となっています。

 18日に行われたポーランドの大統領選挙は、地元メディアの出口調査の得票率で、トゥスク首相に近くヨーロッパ諸国との協調を重視するリベラル派のワルシャワ市長、チャスコフスキ氏が30.8%とリードしています。

 一方、アメリカのトランプ大統領に共感を示す保守派の歴史家、ナブロツキ氏が29.1%で続き、競り合う構図です。

 ポーランドでは政治の実権は首相にありますが、大統領が法案の拒否権を持っていて、トゥスク政権の行方を左右するとされています。

 19日中にも大勢が判明する見通しですが、両候補とも過半数を得票できず来月1日の決選投票に進む公算が大きくなっています。

 投票に先立ち、ポーランドの副首相は偽情報の拡散などで「ロシアによる介入を受けている」と述べていて、ポーランド政府は警戒を強めていました。

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