労働組合の中央組織「連合」は、今年の春闘の賃上げ率が2年連続で5%を超える5.25%だったとの最終集計を公表しました。
連合は今年の春闘の賃上げについて、5162社の最終集計の結果を公表しました。
ベースアップと定期昇給を合わせた賃上げ額は平均で月額1万6356円、賃上げ率は5.25%でした。
1991年以来、33年ぶりに5%台となった去年をさらに上回りました。
一方で、中小企業の賃上げ率は4.65%で、5%に届きませんでした。
連合は、中小企業と大企業との差について「格差拡大に歯止めをかけるには至らなかった」とコメントしています。