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未明から大行列も…大盛況の万博なにが魅力?現地取材で見えた人気の理由

社会

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三連休初日の11日。ラストチャンスとなった万博会場では大変な賑わいを見せました。なぜここまで人を集めることになったのでしょうか?その理由が見えてきました。(10月11日OA「サタデーステーション」)

■万博“最後の週末”混雑ピークに

報告・板倉朋希アナウンサー(11日 大阪・関西万博) 「大きな花火が万博の夜空を彩っています。すごい人なんです。特に大屋根リングの上はものすごい人の数です」

板倉朋希アナウンサー 「万博の魅力は何ですか?」 来場した女の子 「未来のことが知れてとても学べると思います」

大阪・関西万博では最後の週末となった11日、至る所に人が押し寄せていました。

来場客 「今回で6回目。もう一回もう一回と来ているうちにどんどん好きになりました」

開幕当初、10数万人だった来場者は先月以降、ほぼ毎日20万人を超える人気ぶり。なぜ、ここまで人々を魅了しているのでしょうか。

報告・庄賀由花ディレクター(11日 万博会場周辺) 「午前2時前です。長い行列ができています。先頭は見えないですね」

開場前から待つ人たち。多くは、お目当てのパビリオンなどに行くために並んでいると言いますが、中には…

大阪から20代女性来場者 「未利用チケットになっていて予約ができていない状態」

こちらの女性は、チケットを持っていますが、日時の予約ができず当日券に引き換えるために並んでいると言います。冷え対策にはコンビニで買ったゴミ袋を体に巻き付け、チケット交換の時間まで待ちます。

大阪から20代女性来場者 「行くつもりなかったんですけど」 「どんどん急に後半にかけて皆が行き始めたから。もう行かれへんかもしれへんと思ったら急に焦って」

人生で一度は万博に。そんな想いに駆られたと言います。ただ、当日券は数百枚程度。二人は無事、ゲットできるのでしょうか。

■2時間半待ちも“海外旅行以上の価値”

チケットを持っている人は続々とゲートの前に。そして。

報告・富樫知之ディレクター 「10分前ですが、いま東ゲートが開きました。みなさん走って行きます」

開場直後からすぐに大行列ができた、アメリカ館。

アナウンス 「2時間半くらい待ちます」

数時間待ちは余裕だと答えるこちらの夫婦。この日で11回目の万博だそう。

万博11回目の来場者 「ゲートを入るところから『ここは世界の入口やで』とか言って」 「荷物の検査とか『空港と一緒やな』って」

海外旅行をしているようだと、待ち時間を超える価値があると言います。アメリカ館では海外旅行以上の体験ができたようです。

万博11回目の来場者 「最後の宇宙ステーションの迫力にもう…度肝を抜かれた」

こうした“想像を超える”体験が万博にはあると、観客は口を揃えて言います。一方、あの当日券を狙っていた女性たちは。

大阪から20代女性来場者 「やっと取れました」

12時から入場できるチケットをゲットすることができました。10日から待つこと13時間。ようやく入場。

大阪から20代女性来場者 「一番来たかった…これ見られたら万博に来たことになるかな」

まず最初に向かったのは、大屋根リング。万博の象徴であるこの場所から会場全体を見渡します。

大阪から20代女性来場者 「建物とか全部かわいい」 「もっと早く来ておいたら良かった」

その後、ランチタイム。

大阪から20代女性来場者 「徹夜に乾杯」 「色んな雰囲気を一気に感じられるところが良いところかなと思いました」

■ミャクミャク熱狂 万博人気の支えに

そして、もう一つ。人々を熱狂させているのが。

報告・富樫知之ディレクター 「ミャクミャクものすごい人気ですよ!」

老若男女かかわらず、みんなに大人気!実はこのご婦人、81歳。

81歳の来場者 「チラッと見たらミャクミャクがいてたので『うわーっ!』て」

グーグルトレンドによると、ミャクミャクの人気度を示す検索数は、大阪府だけで見ると、あの大谷翔平を超えるという結果が。

81歳の来場者 「80歳になってまた一つ希望が持てて楽しかった。この半年間はすごく楽しかった」

■周辺施設も盛況 ヘリ遊覧も

人生に彩をもたらしてくれたという万博。中には、会場の外からも味わいたいという人も。万博会場の上空をヘリコプターで遊覧。実は男性たち、先週万博に行ったばかりだと言います。それでも…。

兵庫からの観光客 「万博が閉幕するって感じで、最後に見たいなと思って」

ここは万博会場の隣の島にあるキャンプ施設。お目当ては…。

バーベキュー客 「本当は万博に行きたかったんですけど、結局行けなかったので、ここで今日はバーベキューを食べながら花火を見たいと思いました」

まだまだ冷めやらない万博熱。この会場からは大屋根リングも少しだけ見えて、万博気分が味わえます。この花火を横目に明日こそは、と会場入りを願う人も。

翌日の万博当日券を狙う人 「絶対に入りたいです」

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