かつて弘法大師・空海がつくったとされる「大日如来像」を再現した仏像が公開されました。
11日、讃岐国分寺(高松市国分寺町)で完成した大日如来像に魂を込める開眼法要が行われました。
約1200年前に空海が京都の東寺につくり、約500年前に戦火で焼失したとされる大日如来像を再現したものです。
大日如来を支える8頭の獅子や、光背(こうはい)の部分にある37の小さな菩薩像など、記録に残っている当時の姿を甦らせています。
讃岐国分寺の大塚純司住職は「『あしたから頑張るぞ』という気を起こさせてくれるような体験をこの仏像に感じていただけたら」と話しています。
大日如来像は讃岐国分寺の大日如来堂で、4月、5月、10月、11月の土日と祝日に堂内で特別拝観できます。