香港の高層マンションで起きた大規模火災で、香港当局は窓に貼られた発泡スチロールが火の燃え広がる原因となったとの見方を示しました。
火災が発生した高層マンションには、大規模改修工事のため窓やドアに発泡スチロールが貼られていました。
香港メディアによりますと、香港当局は28日の会見で、この発泡スチロールに火が燃え移ったことで急速に上の階に延焼したほか、熱で窓ガラスが割れ、部屋の中にも燃え広がったとの見方を示しました。
マンションの住人 「主にネットが燃え(足場の)竹に広がり、その火が発泡スチロールへと飛び火した」
この火災による死者は確認されただけで128人に上り、いまだに200人以上の行方が分かっていません。