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ハンガリーで16年ぶり政権交代か 総選挙2日前の“政権打破ライブ”に若者ら集結

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 ハンガリーの総選挙が12日に実施されます。世論調査では野党がリードしていて、16年続くオルバン政権が交代する可能性が浮上しています。鍵を握るのは30歳未満の若い有権者です。

 政権交代を期待する若者たちが続々と集まってきます。この先では音楽ライブが開催されていて、「政権打破」を掲げています。数十万人が集まると想定されています。

ライブ参加者 「重要なのは政権交代が起きることだ。(現政権では)私たち若者の将来がどうなってしまうのだろうかという不安感がある」

 EU=ヨーロッパ連合の加盟国、ハンガリーで2010年から首相を務めるオルバン氏は、ロシア寄りの姿勢を隠さず、EUに対して懐疑的な姿勢で知られます。

 特にウクライナ問題ではハンガリーの反対で、EUの支援が実現しない事態が続いています。

 ハンガリー国内では、減税や補助金などの政策で安定的な長期政権を築いてきましたが、今回の選挙では、政権に近い企業の優遇や、言論統制への反発などから、若い有権者を中心に変化が起きています。

ドイツの大学で学ぶハンガリー人大学生 「私は人生のすべてをこの政権下で過ごしてきたが、今の国の進む方向には自分たちの居場所がないと感じる」

 新興政党の野党「ティサ(尊重と自由)」はマジャル党首の下で腐敗政治の撲滅やEUとの関係修復などを掲げ、支持を伸ばしています。

 世論調査では30歳未満の有権者のおよそ8割が、「ティサ」に投票すると答えました。

ライブ参加者 「もちろん(野党)ティサの勝利を願っている。(米国政権によるオルバン氏支持は)私には全く影響がない。トランプ氏を好きではないから」

 アメリカのトランプ政権はオルバン首相に露骨な肩入れをしています。

 与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」の集会にトランプ大統領がビデオメッセージを寄せ、バンス副大統領は7日、首都ブダペストに入りオルバン首相を応援しました。

 12日の総選挙で政権交代が実現すれば、EUやアメリカとの関係も大きく変わることになります。

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