ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

【独自】“トクリュウ”事件関係者か 捜査状況に探り?強盗殺人事件との関連は

社会

栃木の強盗殺人事件で新たな情報です。 海外に逃亡し、公開手配された益田和彦容疑者。そして指示役として既に逮捕されている夫妻の夫・竹前海斗容疑者。この2人が事件前、東南アジアの国で知り合っていた可能性があることが、捜査関係者への取材で明らかになりました。 さらに、この事件との関連も指摘される別のトクリュウ事件を取材すると、逮捕された二十歳の男の自宅に、逮捕直後から不審な男が何度も訪ねてきたことがわかりました。警察の捜査の動きを探っていたということです。

■素顔は?「自分勝手で人の話聞かない」

栃木の強盗殺人事件を主導したとみられる、益田和彦容疑者(48) 事件の3日後、成田空港から中国に向け出発、東南アジアに移動したとみられていますが2週間たったいまも、その行方は分かっていせん。 益田容疑者とはいったいどのような人物だったのでしょうか。 番組が向かったのは佐賀県の小さな町。 Q.どんな人物だった? (中学時代を知る近隣住民)「感じでは目立つような子じゃなかったというのは思った。やんちゃは聞かん。私から言わすと信じられないという感じ。普通に生活して普通の学校に行きよるしね」 (草薙和輝アナウンサー)「益田容疑者は十数年前、地元である佐賀県で、タクシードライバーとして働いていたということです」 益田容疑者を採用したというタクシー会社の元社長は… (益田容疑者を採用 タクシー会社の元社長)「よく頑張った方ですね。とくに悪い印象はない。元気のいい男だったな、活発な方だった。大きな問題になってしまってね。非常によくないね。そんなことするなんてみえなかったけどね」 「悪い印象ではなかった」と話しますが、一方で元同僚は、別の顔を持っていたと指摘します。 (益田容疑者の元同僚)「私はあの性格は好かんかったよね。自分勝手だったから、人の意見は聞かんで自分の意見を通す。話し合ってもね。性格が結構きつかったけどね。友達はいなかった。仕事をもらうためにお金を包んで、お菓子を買って、その人に私を指名してくださいって。そういう系はあんまり好かれんかったもんね、同僚から」

海外に逃亡中の益田容疑者。捜査関係者への取材で警察が、旅券返納命令を出すよう外務省へ要請したことがわかりました。応じなければパスポートは失効し、逃亡先の国で不法滞在になる可能性があります。

■逃亡男と指示役 東南アジアで接点か

栃木県上三川町で富山英子さんが殺害された強盗殺人事件。 この事件では、指示役とみられる竹前海斗容疑者と妻の美結容疑者、実行役とみられる高校生4人が逮捕されましたが、きのう30日、新たにリクルーター役とみられる18歳の高校生も逮捕されています。全国指名手配された益田容疑者は、指示を出すとともに、現場の情報を送ったり、犯行に使われたバールなどを準備したりしたとされています。 益田和彦容疑者と竹前海斗容疑者(28)。2人はどのように出会ったのでしょうか。 捜査関係者によると、2人はもともと知人で、押収した証拠品の解析から、東南アジアで知り合った可能性があることが新たに分かりました。東南アジアに、事件に関わる何らかの拠点がある可能性があるといいます

竹前海斗容疑者とは10年以上の付き合いだという知人は…。 (10年以上付き合いがある知人)「事件のことを聞いて驚いた。あいさつもするし気も使えるとてもやさしい子だった」 この知人によると竹前容疑者は去年の年末ごろ、子どもが生まれた頃に、親族が経営する会社を辞めてしまったと話します。 「今の仕事を聞いたら、『派遣みたいな感じ』と言いたくないような感じでこたえていた」 仕事をやめ、お金に困り犯罪に手を染めてしまったのでしょうか。 「海斗は良い悪いの判断ができない人。親しい先輩の言うことはなんでも、ハイハイ聞いてしまうところがあった。今思えばちゃんと話を聞いてあげて、悪いことはしちゃだめだと伝えてあげればよかった」

捜査関係者によると、益田容疑者は、被害者に1億円以上の資産があるという情報を入手した上で、竹前容疑者には4000万円の報酬を提示したとみられています。少年の中には「数百万円の報酬をもらうはずだった」と供述している者もいるといいます。

■独自 不審な男が接触 捜査状況に“探り”

またこの事件をめぐっては、別のトクリュウ事件との関連も指摘されています。 栃木県の強盗殺人事件の現場付近で、事件の前に確認された不審な黒の軽ワゴン。実は3月の新宿で起きた窃盗未遂事件でも同じ車種、同じ色の車が確認されています。 さらに、この店では翌月にも、強盗未遂事件が起きていて、栃木県に住む安達慎哉容疑者(20)や高校生2人を含む7人が逮捕されました。 「本当に申し訳ないことをしたなって。どこで間違えたのか。厳しく育ててきたんです」 こう話すのは逮捕された安達容疑者の母親。取材を進めると、不審な人物の存在が浮かび上がりました。 実は逮捕された直後、友人を名乗る“謎の男”が、家族に近づいてきたと明かします。 (安達容疑者の母親)「逮捕された日、(午前)11時ちょっと前に連れて行かれたんですよ、うちの息子。そうしたら5分もしないで(友人を名乗る男が)入ってきたんですよ。本当にすぐ。『慎哉いますか?』って」 逮捕されたことを伝えると両親に対し、こう言ったそうです。 (安達容疑者の母親)「『証拠が出ないから不起訴で20日間勾留で帰ってきます』って、はっきり言ったんです」

■独自 不審な男 警察官“名刺”撮影し送信

さらに、警察の名刺を見せてほしいと、両親にお願いしてきたと言います。 (安達容疑者の母親)「弁護士さん頼むんで(警察の名刺)見せてくださいって言うんで、これ(名刺)撮って上の人に送ってましたよ。ここで…誰かとしゃべってた」 その後、友人を名乗る男は両親の前から姿を消しました。 番組でその男に電話すると… 「…この通話は留守番電話に転送されました…」 トクリュウ=匿名・流動型犯罪グループが関与したとみられるこれらの事件。いずれの事件も実行役などは別のグループで動いていたと警察はみています。 日本国内だけでなく東南アジアへ広がりをみせる中、警察は益田容疑者と同列の人物や、さらに上の指示役が存在している可能性があるとみて調べを進めています。

5月31日『有働Times』より

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース

ADVERTISEMENT