1994年にルワンダで3000人のツチ族を虐殺した罪などに問われていたルワンダ人の男に対し、オランダの裁判所は終身刑を言い渡しました。
オランダのハーグ地方裁判所の判決によりますと、当時地元の政治家だった66歳のルワンダ人の男は1994年、ツチ族の住宅を焼き払う襲撃を指揮し、さらに安全と偽ってサッカースタジアムに誘導した3000人の避難民に手榴弾を投げ込むなどして虐殺を主導しました。
男は1998年からオランダに移り住んでいましたが、2020年に司法当局が捜査をはじめ、4年後に男を逮捕しました。
これまでの裁判で男は「自分も被害者だ」と容疑を全面的に否認していました。
しかし裁判所は28日、「(他の)証言と矛盾して信用できない」と指摘。
「世界中の法秩序への重大な攻撃であり、被害者らの絶望的な苦痛に見合う処分が必要だ」として男に終身刑を言い渡しました。
また、裁判所は28日1994年の事件について、民族対立による自然発生的な暴動ではなく、ツチ族を根絶やしにすることを目的とした国家的に計画された大規模な殺人・虐殺行為だと認定しました。
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