秋雨前線の影響で各地に大雨がもたらされるなか、日照時間の少なさも問題になっています。東京都心では9月に入り過去最少となるなか、体調不良を訴える人も増えているといいます。
■日照時間“過去最少”体調に異変も
東日本や西日本を覆い続ける灰色の空。気象庁によりますと、東京都心の9月1日から10日までの日照時間はわずか7.4時間。1961年の統計開始以降、9月上旬として最も少なくなりました。
さらに、東京都心では12日まで3日連続で日照時間は0時間となっています。
記録的な日照不足は、私たちの暮らしにも影を落としています。
母(50代) 「暑かったり寒かったり、きょうは蒸し暑いので着るものとか困っちゃったね」 娘 「うん」
さらに、心や体の変化を感じているという声も…。
娘(30代) 「何かいまいち優れない」 母(60代) 「日が当たらないのでちょっと沈む」 娘 「朝起きた時のスイッチとか、疲れた時に疲労を感じやすい」
70代 「湿度がちょっとこたえます」 「雨続きだったので、やっぱり気分が落ち込んできてしまう」
■医師「朝起きたらカーテン開けて」
今、クリニックでは、日照不足により体調不良を訴える患者が例年よりも増えているといいます。なぜなのでしょうか。
RICメンタルクリニック白金高輪 西脇一朗院長 「セロトニンが非常に関連している。(セロトニンは)一般的に“幸せホルモン”と呼ばれるもので、不安や焦燥感などを制御する脳内物質。セロトニンの生成などは非常に光刺激が重要になっていて、太陽光が目の網膜に入ることによりセロトニンの合成が促進される」
東京都心では14日はいったん日差しが戻るものの、その後は再び曇りや雨の日が続く見通しです。
西脇一朗院長 「対策として最も重要なことは、雨や曇りの日でも起きたらすぐにカーテンを開けて外の光を目に入れることが重要。タンパク質がセロトニンの合成を促進させる原料になるので、納豆、卵、豆腐など良質なタンパク質を摂取する」