山梨県の中央道笹子トンネルで9人が死亡した事故から14年となるのを前に、遺族は中日本高速道路に対し「事故の背景を説明してもらった覚えはない」と訴えました。
松本玲さんの父 松本邦夫さん 「色んな原因があって天井板が落ちて、9人の人間が亡くなったということですよね。その背景について実は我々は説明してもらった覚えはない。私たちがこのことについて忘れることは絶対にない。世の中の方々にとってみれば単なる過去の事故になってしまいそうだけれど、遺族としてはそれは耐えられない」
2012年12月2日、中央道上りの笹子トンネル内で天井板が崩れ落ちて車3台が下敷きとなり、男女9人が犠牲となりました。
8日、事故の後から続いている中日本高速道路による遺族への説明会が東京・八王子市で開かれ、9人の遺族が出席しました。
中日本高速道路は説明会で、安全対策への取り組みや、記憶と教訓を風化させないため社員教育を続けていくことについて話をしたということです。
遺族は、具体的な事故原因を説明するよう求め続けていく考えを示しました。