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「誤った緊急地震速報」揺れを過大に推定する2つの誤りが要因

社会

 気象庁は、16日正午すぎに発表した誤った緊急地震速報について、実際の震源と異なる地点で地震が発生したと推定し、マグニチュードが「過大」になったと説明しました。

地震火山部 束田進也部長 「このたび、誤った緊急地震速報の発表により国民の皆様には多大なご迷惑ご負担をおかけしたことについて、深くおわびいたします。申し訳ございませんでした」

 気象庁はカムチャツカ半島周辺を震源とするマグニチュード6.9の地震をマグニチュード9.9と過大に推定した理由について、実際の震源よりおよそ680キロ離れた地点で地震が発生したとして計算したことが要因だと説明しました。

 地震は、距離が離れた地点で起きるほど観測点では揺れが弱まった状態で観測されます。

 今回、カムチャツカ半島周辺を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しましたが、観測した揺れが本来よりも非常に離れた地点から届いたと誤ってしまったため、マグニチュードが過大になった可能性があるということです。

 さらにその後、この非常に離れた震源から1000キロ以上、日本に近い場所でマグニチュード9.9の地震が発生したとして、緊急地震速報の発表につながる震度を予測したということです。

 このために震度予測も過大となり北海道から中部までの広い範囲で緊急地震速報が出てしまったとしています。

 気象庁はマグニチュードの計算に使う震源と震度予測に使う震源は同一でなければならないと指摘していて、2つの震源の地点がいずれも異なった原因を調査する方針です。

 また今回のように日本から離れた地点で地震が発生した場合には同じことが発生する可能性があるとして、早急に対応する必要があるとする考えを示しました。

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