高松空港への交通アクセスが向上します。来年4月に民営化される高松空港へのアクセス道路のうち、国道や線路の上を通る高架部分、約1キロが来年2月末に完成する見通しとなりました。
(香川県・浜田恵造 知事) 「今後、案内標識や照明灯などの交通安全施設工事や植栽工事を行い、来年2月末の完成に向け整備を進める。」
27日に開かれた11月定例香川県議会で、自民党香川県政会の代表質問に答えたものです。 香川県は高松自動車道の高松西インターチェンジと高松空港をつなぐ、全長約9キロの「地域高規格道路」の整備を計画しています。
このうち国道32号と県道、ことでん琴平線の線路の上を通る高架部分、約1キロが来年2月末に完成する見通しとなりました。 高架部分は香川県が2012年度から約35億円をかけて整備していました。高架部分にすでに整備された部分を合わせると、全長約9キロの3分の1、約3キロの整備が完了したことになります。
一方、未整備の約6キロについて浜田知事は、「来年度の事業化に向けて国に対し、必要な予算の確保を積極的に要望したい」と話しました。