国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所は、倉敷市片島町から船穂町船穂までの国道2号2.7キロを4車線化する 工事を進めています。19日、完成前の高架橋に地元の保育園児が招かれ道路にお絵描きしました。
倉敷市船穂町船穂の工事中の高架橋に招待されたのは、地元の保育園児36人です。国土交通省中国地方整備局岡山国道事務所などが、地元の人に工事の理解をしてもらおうとこのイベントを開きました。
園児は長さ約80メートルの舗装前の道路に水性塗料で絵を描きました。テーマは自由。約1時間で園児は友達と協力して大きい虹を描いたり、1人で真剣に絵を描いたりしていました。
(園児はー) 「目を描くときに失敗したからこんなサングラスみたいになっちゃった」 Q.失敗しちゃったの? 「失敗」
Q.顔に絵の具付いてるよ 「自分で塗った」
お絵描き以外にもお楽しみがありました。アスファルトを締め固めるマカダムローラー。建設機械に触れてもらおうと乗車体験が行なわれました。
(記者) 「子どもたちが機械に夢中になっている一方で、こちらでは職員の方が何やら作業をしています」
アスファルトを保温や再加熱する機械から職員がアルミホイルの包みを次々と掘り出します。中に入っていたのは、焼き芋。お土産として子どもたちに渡されました。
園児が描いた絵は舗装工事のあとも、アスファルトの下で交通安全を見守ります。
(倉敷立体船穂高架橋外舗装工事 現場代理人 飯田友彦さん) 「残念ながら(工事の後は)見えなくなっちゃうんで、心の思い出というか記憶に残していただければなと思います」