目指すは商品化です。岡山県に観光客を呼び込もうと、地元の高校生が自分たちで考えた旅行プランを東京の旅行会社に提案しました。
東京・品川区にある日本航空グループの旅行会社にやって来たのは、岡山後楽館高校、津山商業高校、倉敷商業高校の6人です。3校は今年10月、旅行プランを競うコンテストで優秀賞などに選ばれました。
津山商業は歴史好きの女性をターゲットに、津山城の城下町を巡るツアーをパネルなどを使って分かりやすく提案。 倉敷商業が提案したのは大切な人との記念日をテーマに、美観地区などでさまざまな体験ができるツアー。 岡山後楽館は移住を希望する人を対象に、先輩移住者との交流会などを盛り込んだツアーを企画。クイズなどを交えて提案しました。
(岡山後楽館高校の生徒) 「こういう機会がなかったのですごく緊張しました。」
(倉敷商業高校の生徒) 「すごい緊張した。でもちゃんと人の顔を見れたし、大きい声が出せたので良かったなと思います。」
(津山商業高校の生徒) 「やりきったので、いいふうになっていったらいいと思います。」
(ジャルパック 国内企画商品第2事業部 永瀬聡 西日本グループ長) 「特に食べ物のお店とかですね、そういう所ってなかなかこう我々も発見をしにくい所なので、そういう所が一番使っていけるんじゃないかなというふうには思いましたね。」
(記者リポート) 「有楽町にある大手旅行代理店でも高校生たちは自分の旅行プランをPRします。」
ここでは旅行会社の社員から客に商品を売る店員目線に立ったアドバイスをもらっていました。 高校生が考えた旅行プランは、商品化が検討され採用になれば来年4月以降のジャルパックのツアー商品として提供されます。