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高校生が考える「岡山空港の利用促進」 航空会社の社員らにアイデア発表

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 高校生が、岡山空港の利用促進につながるアイデアを出し合い、その研究成果を発表しました。

 岡山東商業高校で観光ビジネスなどを学んでいる3年生14人は「岡山空港の利用促進」をテーマに研究をしています。

 集大成となる14日の発表会には、空港の関係者や航空会社の社員らも出席しました。

 こちらのグループが提案したのは、岡山空港への直行便がある韓国や中国などの観光客をターゲットに、ヘリコプターを使って瀬戸内の島を巡るツアーです。移動時間を大幅に短縮することで「島巡り」の人気が高まるのではないかと考えました。また、島の人々が抱える課題にも着目しました。

(発表の様子)
「(この提案をした理由は)ヘリコプターを新しい2次交通とするためで、島に住んでいる方にも医療利用もできるようにしていきたいと思います」

 このほか、岡山空港から離れた県北にも足を運んでもらおうと、豊かな自然を楽しめるツアーを提案したグループもありました。

 生徒たちは、具体的なデータを示しながら、仮説や課題などを丁寧に説明していました。

 発表の後には、ディスカッションが行われ、空港の関係者らと意見を交わしました。

(岡山東商業高校 ビジネス創造科/信朝一輝さん)
「(岡山空港から)県北に行くための目的を明確にして観光客を増やすことを意識しました」

(岡山東商業高校 ビジネス創造科/中嶋海人さん)
「大学に進学しても観光のことを学ぶので、今回の経験を生かしていきたいと思います」

(岡山県 航空企画推進課/塚﨑圭 総括副参事)
「岡山空港のことを今回の研究を通して非常によく知っていただいたと思いますので、空港を使っていただきたいと思いますし、社会のことを掘り下げて研究していく、知っていくことは非常に大事なことなので、今回の学びを大事にしてほしいと思います」

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