職場で部下が仕事と家庭を両立しやすい環境をつくる「イクボス」を育成するための講座が岡山市で開かれました。
岡山県などが開いた講座には県内の企業経営者など33人が参加しました。 講師は働き方を提言する「日経DUAL」の編集長、羽生祥子さんです。羽生さんは「イクボスの役割は生産性を高める働き方を推進することだ」と述べました。そして、部下が育児休暇を取る場合、誰に穴埋めをしてもらうかを明確にすれば、モチベーションを上げることができると話しました。
(日経DUAL/羽生 祥子 編集長) 「穴埋めさせられたという不満から一段階上がった仕事が達成できるようなノウハウが身につく そういう人材育成に変わるんです」
また、今後は親などの介護をする社員を支える仕組みも必要だと指摘しました。
(参加者は―) 「介護とかも入ってくるそのへんの認識がなかったので勉強になったと思います」
(岡山県子ども未来課/東 寛 総括参事) 「具体的にどうしたらいいか分からないという声が多いのでこれからも継続的に続けていきたいと思います」