遅咲きで、緑色の花びらが特徴の桜「御衣黄」が岡山県新見市で例年より10日ほど早く見頃を迎えています。
新見市にあるJR芸備線の矢神駅のホームです。周りの山肌と同じ色をした高さおよそ7メートルの木が「御衣黄」です。
「御衣黄」とは、高貴な人の衣服という意味で、風に揺れる緑の花びらの優雅な姿にちなんで、名付けられました。 咲き始めの花は葉より少し淡い緑色ですが、日が過ぎていくと赤い線が現れます。
新見市では、市の天然記念物に指定していて今年は例年より10日ほど早く満開を迎えました。 推定樹齢は50年以上で、木には衰えが目立つようになり、地元の有志が保護活動を続けています。