6月定例岡山県議会が開会し、伊原木隆太知事は結婚支援などの人口減少対策へ決意を述べました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「人口減少問題を克服し、将来にわたって持続的に発展し続ける活力あふれる力強い県とするため全力で取り組んでまいります」
国の将来推計人口では、岡山県の人口は2045年には162万人と2015年からの30年間で、30万人減るとされています。
県が人口減少対策の目玉として、去年運用を始めたマッチングシステム「おかやま縁むすびネット」には、現在、1600人ほどが登録しています。すでに4組のカップルが結婚を決めていて、岡山県はさらに利用しやすい環境を作るために今年8月には津山市に新たな拠点を作ることにしています。
伊原木知事は、7日の議会でこれらの人口減少対策を「危機感と覚悟を持って進めたい」と述べました。