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スポーツチャンバラ「基本動作」で全国優勝の3きょうだい 世界大会に挑む 岡山市【こどもミライパーク】

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 空気入りのゴムチューブの剣で競い合う「スポーツチャンバラ」の全国大会で、岡山市の3人のきょうだいチームがチャンピオンになりました。次の目標は12月、東京で開かれる世界大会での優勝です。

 岡山市の操明小学校6年の常井心雅さん(12)、操南中学校2年の心裕さん(13)、そして岡山城東高校1年の心美さん(15)のきょうだいです。

 3人は2024年9月神奈川県横浜市で開かれたスポーツチャンバラの全日本選手権に出場し、団体戦「基本動作の部」で優勝しました。

 スポーツチャンバラは空気入りのゴムチューブの剣を使って形の美しさを競う「基本動作」と、相手と打ち合い有効打を競う「打突」の2つの部門があります。

 団体戦の基本動作では、「気合」と「剣のスピード」そして「体の動き」の一致が審査のポイントとなります。

(小学6年生/常井心雅さん)
「最初は夢かと思ったけどなんかやっぱり夢じゃないなみたいな、すごくうれしい気持ちになりました」

(中学2年生/常井心裕さん)
「本当に勝てると思ってなくて、最初は驚いて本当にうれしかったです」

(高校1年生/常井心美さん)
「きょうだいだからこそ3人の息を合わせることができて、練習の成果が本番で発揮できて良かったなっていう達成感がありました」

 きょうだいが所属するのは岡山市と瀬戸内市で活動する「TSKスポチャンクラブ」です。5歳で入門した末っ子の心雅さんをきっかけに、心裕さんと心美さんも通うようになりました。

(小学6年生/常井心雅さん)
「(Q.スポチャンの魅力は?)いろんな人でもどんな年齢の人でも男の人も女の人も何も関係なくできるので、そこがいいところだと思います」

(高校1年生/常井心美さん)
「(Q.きょうだいでの練習・試合は?)3人で出るのは別の緊張感とか別の練習とか必要なので大変な時もあるんですけど、うまくできた時の達成感とかがあるんでそういう時にやっぱり楽しいなと思います」

 3人は毎日の自宅での練習に加え、週2回クラブに通い約2時間半みっちりと鍛えています。

 指導する藤谷恭信さんは、きょうだいチームの強さの秘密は豊富な練習量にあると言います。

(TSKスポチャンクラブ/藤谷恭信 代表)
「全国的にもたくさんよく練習して試合に臨んでた。構えた瞬間にその雰囲気というかオーラというか、毎日練習するとそういうところが審判団にも伝わっていくんだと思います」

 3人の次なる目標は12月15日、東京で開かれる世界選手権です。フランスやイタリア、韓国など約30カ国1000人が参加する大会で優勝することを目指しています。

(小学6年生/常井心雅さん)
「団体でこの3人でも合わせてやるのを優勝したいし、あと自分は個人戦も頑張りたいなと思います」

(中学2年生/常井心裕さん)
「日本戦でも優勝できたから世界戦でももちろん優勝したいし、自分も個人戦で優勝できたらいいなと思っています」

(高校1年生/常井心美さん)
「日本戦よりもレベルアップした演技をして、日本戦と同じように優勝を狙えるように練習に励みたいなと思っています」

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