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高松市の小中学校のブロック塀 8校で「緊急な対応が必要」解体へ

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 大阪北部地震で、登校中の女の子が倒れたブロック塀の下敷きになり死亡した事故を受け、高松市の小学校で塀の解体作業が始まりました。

(白戸ゆめのリポート) 「高松市でも解体作業が始まりました。壁はとてももろく、簡単に撤去されていきます」

 高松市では大阪北部地震が発生した6月18日以降、市立の全ての小中高校で、通学路のブロック塀を点検しています。

 そして27日現在、71校のうち35校の塀が高過ぎたり、控え壁がなかったりして、建築基準法に不適合であることが分かりました。

 このうち、太田小学校など8校については「緊急な対応が必要」と判断し、27日からブロック塀の解体作業を行っています。

(高松市立太田小学校/亀井伸治 校長) 「本校のブロック塀は大変古く、以前からひびが入っていたり傾いていたりということは認識していて、危ないなというふうには思っていました。こんなふうに簡単に壊れるなんて正直びっくりしました」

 高松市の大西市長は27日の会見で、目視だけでなくブロック塀の中の鉄筋も点検する考えを示しました。

(高松市/大西秀人 市長) 「できるだけブロック塀などから、生垣あるいは緑みたいなものに切り替えていただくように推進していきたい」

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