6月の大阪北部地震で、登校中の女子児童が倒れたブロック塀の下敷きになり、死亡しました。高松市教育委員会は、対策が必要な塀のうち2割強について今年度中に改修工事を行う方針です。
大阪の死亡事故を受けて、高松市教委は休校中の3校を含む小中学校73校を対象に安全点検を行いました。 54校に全長約15キロのブロック塀があり、このうち39校、全長約9.2キロが、高すぎたり控え壁がなかったりして対策が必要なことが分かりました。
高松市教委では夏休みが始まる前に、緊急を要する8校のブロック塀の高い部分を撤去しました。
また26日に開かれた高松市議会の教育民生調査会で、対策が必要な全長9.2キロのうち2.2キロについて、今年度中にフェンスへの置き換えなど緊急工事を行う方針を示しました。 残りの7キロは来年度以降に予算を編成して工事を行う計画です。