6日未明の地震で一時、北海道全域で停電が起きました。四国電力の佐伯社長は「四国で同様の停電が起きる可能性は低い」との認識を示しました。
(四国電力/佐伯勇人 社長) 「全ての火力(発電所)が一気に大きいやつがやられるということは、ちょっと考えにくいんではないかなと。ああいったブラックアウトの状況が起きる可能性は、極めて低いというふうに私どもとしては認識しています」
四国電力の佐伯勇人社長が、記者会見に応じて述べたものです。
北海道では、今回の地震で全ての発電所が停止する「ブラックアウト」が起き、一時、全域が停電しました。しかし、四国の発電所は愛媛県、香川県、徳島県に分散しているほか、非常時は関西電力や中国電力から電力の供給を受けることができるため状況が異なるということです。
また、四国電力では、北海道に向けて電源車10台と作業員48人を派遣していて、8日の夕方に到着する予定です。