岡山県倉敷市の大学生たちが、絵本をテーマにしたイベントを開き、子どもたちは手作りのおもちゃや演奏などを楽しみました。
学生の学びを地域貢献に活かそうと、くらしき作陽大学などが毎年開いているキッズキャンパスです。
今年のテーマは「絵本の世界を楽しもう!」。3歳から5歳の子どもとその保護者ら約420人が参加し、学生たちの手作り衣装で浦島太郎になりきったり、大きいだるま落としなどのおもちゃを楽しんだりしました。
また、災害に関する企画もありました。木の滑り台は「つみっく」と呼ばれる杉の大きな積み木でできていて、簡易ベッドに組み替えることができるそうです。
他にも「災害食コンシェルジュ」と呼ばれる災害時に活躍する栄養士の展示では、避難時に必要な離乳食など子ども用の備蓄食品が紹介されていました。
日ごろの授業の成果を発揮しようと、音楽の教員を目指す学生らによるマーチングバンドも行われ、演奏が終わると、子どもたちは拍手を贈っていました