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岡山市の新アリーナ「基本計画」を策定 スポーツだけでなくコンサートなど幅広く活用 知事は市の進め方に疑問

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 岡山市が整備を検討している新しいアリーナについてです。岡山県との間で費用負担を巡る議論が平行線をたどる中、岡山市が「基本計画」をまとめ、発表しました。

 岡山市は北区野田の市営住宅の跡地に約145億円をかけて新しいアリーナの整備を検討しています。

 2023年11月に示した素案をもとにとりまとめた今回の基本計画では、スポーツでの活用だけでなくコンサートや展示会など幅広く活用することをアピールするため新たなイメージ図を公表しました。

 また、管理運営手法の検討結果も示しました。公設民営方式で民間のノウハウを最大限に生かすため設計・建設や管理運営を一括して民間事業者に発注する方式を高く評価しています。

 また、維持管理や光熱費など年間のランニングコストを約2億円とする試算や、アリーナ整備後の交通渋滞の解消策も示されました。

 伊原木知事は26日の会見でも、これまで通り岡山市の進め方に疑問を呈しました。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「アリーナが全くやってはいけない事業だというふうに言った事は一度もない。この段取りではとても県は乗れませんと。いったん仕切り直しをすることで幅広い合意が得られる。そういう可能性は『ある』。これも一般論ですけど」

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