もうすぐクリスマス。物価高が続く中で子どもたちが楽しみにしている「クリスマスプレゼント」への影響は出ているのでしょうか。
高松市の「トイザらス高松店」にはクリスマスのプレゼントを求めて連日多くの人が訪れています。
(松木梨菜リポート)
「一部のメーカーは、人形やミニカーなどを今年値上げしました」
おもちゃメーカーによると、一部のおもちゃの値上げの要因は、原材料費や物流費の高騰です。様々なものが値上がりする中で、2023年のクリスマスプレゼントの予算に変化はあるのか…。
絵本の情報などを発信する「絵本ナビ」が0歳から12歳までの子どもがいる保護者約1300人に行ったアンケートでは、2023年のクリスマスプレゼントの予算は、子ども1人当たり5000円から1万円が最も多くなりました。これは過去2年間のアンケートと比べてもほとんど同じ結果です。
「絵本ナビ」は、物価高の状況でも子どもへのクリスマスプレゼントの費用を節約しようとする人は少ないとみています。
実際に保護者は……。
(保護者は―)
「欲しいものがいいのかなっていうのが一番にあって、やっぱり自分の好きなものをもらうと『わーっ』て感じになるので」
「やっぱり年に1回だけのものなので、その分ほかのところで切り詰めて」
そうした中で2023年、注目のおもちゃは「トミカ スライダーパーキング50」。スライダーが上下に動き最大50台のミニカーが駐車場から走り下りてきます。
このほか、子ども向けのパソコンも人気です。
「すみっコぐらしパソコン MY LIVE」は、YouTubeでライブ配信しているかのようなごっこ遊びや、国語や算数、プログラミングなどの学習ができるそうです。
(トイザらス高松店/星野英二 店長)
「年々機能が多くなっていったり、遊ぶ以外に学習とか、そういった機能を備えたものが多いので、その時々のはやっているものに合わせたおもちゃが毎年出ているような印象です」