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豪雨きっかけに花屋をリニューアル お花の動物たちがせいぞろいした「小さな花屋の動物園」 岡山・笠岡市

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 世界にひとつだけの花屋さんを目指します。岡山県笠岡市の花屋さんが、ギャラリーをオープンさせました。やってきたのはたくさんの動物たちです。

 笠岡市の「フローリスト萬」です。

(記者) 「建物の外壁ですね、何もありませんでした。どこでもドアのオブジェですね。何のためにあるんでしょうか。歩道から続くこの足跡、たどっていくと本当の入り口なんです」

 売り場の一部を使って、17日に新たにオープン。

(フローリスト萬/萬木善之さん) 「お花屋さんが観光地になったらおもしろいかなと」

 全て動物がモチーフのフラワーアート。「小さな花屋の動物園」です。作ったのは店主の萬木善之さん(45)。萬木さんは、フラワーアートディレクターとしても活躍していて、これまでも笠岡駅などを花で彩ってきました。

 祖父の代から続く店を継いで約20年。リニューアルに踏み切ったのは、西日本豪雨がきっかけでした。

(フローリスト萬/萬木善之さん) 「豪雨で実家も被害ありまして、何かやらなきゃと思った中で背中を押してもらうきっかけになったのは間違いない」

 豪雨の後3カ月ほどで、20以上の作品を作りました。狙っているのはインスタ映え。写真を撮られることを意識したレイアウトです。

 さらに…

(フローリスト萬/萬木善之さん) 「小さな子どもたちがここで動物に触って遊んでもらう場所を提供してますので、お花でこんなことができるんだっていうものを見てもらいたい」

 作品の展示スペースに入るには入場料500円が必要です。小学生以下は無料です。

 「小さな花屋の動物園」は3月12日までの開催ですが、今後も定期的に作品を展示するということです。


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