高松市の商店街に、ジェラートの世界チャンピオンがプロデュースしたお店がオープンしました。世界一のジェラートには、驚きの野菜が使われていました。
高松市の南新町商店街に3月22日にオープンした「瀬戸内ジェラートMARE」です。キーワードは「地産地消」。観音寺市で作られたでこぽんのほか、香川県産のイチゴやレモンなど、おいしいフルーツをふんだんに使ったジェラートが並びます。
このお店は、2017年のジェラートの世界コンテストで、アジア人で初めて優勝した柴野大造さんがプロデュースしています。芝野さんが監修したお店は全国で5店舗目、四国では初出店です。
世界大会で優勝したパイン・セロリ・リンゴジェラートは、見た目は「セロリ」が強そうですが、お味は…?
(佐田志歩リポート) 「メインはりんごとパイナップルのジューシーな果物の味なんですけど、ほんのり効いているセロリが全体をしめてくれているといいますか、後味はとってもさっぱりしています。」
さらに、「瀬戸内ジェラートMARE」では、アートとの融合もテーマに掲げています。 お店の壁画は、お菓子のパッケージやアーティストのCDジャケットなどを多く手がけるイラストレーターのChocomooさんが描きました。
(瀬戸内ジェラートMARE/津村昌宏さん) 「シーズンに応じたフルーツの入れ替わりというところで、やっぱり何度来ても新しい味を味わえるような、そういった魅力的なお店を目指しておりますし、ぜひお客さんにも、通りがかりのお客さんとかも含めて来ていただければ幸いに思っております」
南新町商店街といえば、最近、うどん店やスイーツ店など新しいお店が増えて、にぎわいを取り戻しつつあります。瀬戸内ジェラートMARE」も、その一翼を担いそうです。