去年7月の西日本豪雨で浸水被害を受けた岡山県矢掛町の小学校で、洪水が起きた時を想定した避難訓練が行われました。
岡山県矢掛町の中川小学校は、去年7月の豪雨で近くの小田川が決壊し、校舎などが約1.5メートル浸水しました。
訓練は洪水が起こった時を想定したもので、全校児童42人は地域の住民と一緒にハザードマップを参考にしたルートを通って、学校から約2キロ離れた避難所まで歩きました。中には自宅が被災した児童もいて、小田真一校長は災害から命を守るためには、念のための避難や準備が大切であると話しました。
(6年生はー) 「もし(家や学校が)沈んだとしたら校長先生の言ったように、しっかり逃げるようにしたいです」
(中川小学校/小田真一 校長) 「まさかの事態は起きるものだと本当に感じましたので、子どもが学校にいるときにとにかく命を守る、そのために行動をとるということが大切だと思いました」