高松市の社会奉仕団体が、入院や治療中の子どもたちに治療に前向きになってもらおうと病院に本を寄贈しました。
高松グリーンロータリークラブなどが、香川県立中央病院に小中学生を対象にした絵本や小説50冊を寄贈しました。人を思いやる心を養ってもらいたいと「ごんぎつね」などの名作や、「ざんねんないきもの事典」など最近人気の本まで揃っています。
高松グリーンロータリークラブの八田会長は、「本を読んで楽しい時間を過ごして欲しい、そして治療にも前向きになってほしい」と述べました。
香川県立中央病院には、現在 中学生以下の子どもが15人入院しています。また、1カ月で、約1000人の子どもが外来で病院に訪れます。
寄贈された本は、病院内にある2カ所のプレイルームに並べられる予定です。
(香川県立中央病院/河内正光 院長) 「こういう絵本を読んで、新しい世界とか知識を深めていただくというのは非常に大事なことだと思ってます」