入院中の子どもの心を癒します。岡山大学病院の入院患者が利用する図書室に子供向けの絵本が寄贈されました。岡山大学病院患者図書室のボランティアスタッフが絵本50冊を受け取りました。
寄贈したのは、岡山大学病院の小児科で、7年間看護師をしていた片岡徹也さん(37)など有志13人です。長期入院している子どもと親が楽しく過ごせるようにとクラウドファンディングで資金を募り、約15万円が集まりました。
(絵本を寄贈/片岡徹也 さん) 「一緒にページをめくって同じものを見て、一緒に笑える時間を過ごしていただけたらうれしい。」
この図書室は入院患者や家族に病気への理解を深めてもらおうと15年前に作られました。蔵書1万5000冊のうち多くが医学関係の専門書や小説などの一般書で、子ども向けの本は約2800冊です。
(図書室のボランティアスタッフ/黒崎章男 さん) 「こんなにいっぺんにたくさんのもの(児童書)がいただけるというのはあまりないものですから。それぞれのお子さんの喜ぶ顔が見れるような気がします。」