長期間、家庭にとどまっている「引きこもり状態」の人が香川県に726人いることが分かりました。40代が最も多いということです。
国は、6カ月以上家庭にとどまっている状態を「引きこもり」と定義していて、長期化や高齢化が社会問題となっています。
香川県が今年1月と2月に、初めて実態調査を行った結果、引きこもり状態の人が726人いました。うち男性が544人、女性が159人、無回答が23人でした。年代別では40代が187人で最も多く、30代が156人、50代が125人でした。 行政機関などの支援については、「分からない」と回答した人が44.5パーセント、「受けていない」が37.6パーセントいました。
香川県では「市町や保健所などの相談窓口についてPRしたい」としています。