「大正ロマンの画家」とも呼ばれた岡山県出身の画家、竹久夢二の企画展が岡山市の美術館で開かれています。
1924年に描かれた「雲雀」は、まだレコードが普及していなかった大正時代、人々が音楽を楽しむために販売された楽譜の表紙です。
夢二郷土美術館では、大正から昭和の時代までの女性の憧れや流行を映し出した作品約130点が展示されています。
昭和初期に描かれた「星のまつ里」は、暗闇でちょうちんを飾る女性たちの色鮮やかな着物姿が印象的な作品です。 同じく昭和初期の作品「憩い」は、2つのびょうぶに男性と女性を対照的に描き、洋服姿に時代の流れを感じさせます。
夏の企画展「ユメジ・ロマン・モード」は8月24日まで開かれています。