岡山県出身の画家・竹久夢二が古里を思い描いた作品の企画展が岡山市の夢二郷土美術館で開かれています。
2024年9月の夢二生誕140年を記念して開かれている企画展「夢のふる郷」。会場には母をはじめ古里の思い出などをテーマにした作品111点を展示しています。
今回、初公開の「故里の想ひ出」は、夢二の記憶に残る古里で働く女性を描いたものです。絵の余白には自作の短歌も書き添えられています。
「おもひで」は夢二が生まれ育った牛窓の港を背景に母を描いたとされる作品です。
チャンバラなどをして遊ぶ自分の幼いころを描いたとされる作品「日本男児」も展示されています。
この企画展「夢のふる郷」は、6月9日まで開かれています。