岡山市の百貨店でペルシャじゅうたん約600点を集めた展示会が開かれています。
約100年前のものとみられるじゅうたん。華やかな装飾をまとうのは歴代ペルシャの帝王。神話の時代からのペルシャの歴史を物語ります。
天満屋岡山店には、約100年前のじゅうたんからイラン南西部の遊牧民族が実用品として使ったギャッベまで、 約600点のペルシャじゅうたんが集まっています。
ギャッベは描かれたのは砂漠のオアシスに生えるザクロの木。ペルシャではザクロは子宝を意味する縁起のいいモチーフです。 荷物を運ぶラクダは富の象徴とされています。小さく描かれた動物たちもギャッベの魅力です。
主に羊毛や絹の糸を手間暇かけて手結びするペルシャじゅうたんの展示会は、7月29日まで開かれています。