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ハンセン病を正しく学べるパネル展 療養所での暮らしが分かる品々も 高松市

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 ハンセン病について不当な差別の歴史を知り、正しく理解してもらおうと、高松市でパネル展が開かれています。

 高松市の市民交流プラザ「IKODE瓦町」には、ハンセン病の歴史を振り返るパネルや写真など約140点が並んでいます。

 ハンセン病療養所は現在、国立と私立を合わせ全国に14カ所あり、1200人以上の元患者らが暮らしています。

 展示されている物の中には、高松市の大島にある国立療養所「大島青松園」で独自に使用されていた「園内通貨」があります。入所者の逃亡を防ぎ、療養所の中に閉じ込めることを目的に昭和の初めごろまで使われました。

 また、「大島青松園」に暮らす視覚障害のある入所者が作った川柳もあります。島での暮らしの様子や、後遺症の苦しみなどを詠んでいます。  ほかにも、入所者が作ったペーパークラフトや刺しゅうなども並んでいます。

 このパネル展は、7月23日まで開かれています。

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