去年6月、大阪府北部を震源とする地震でブロック塀が倒れ小学生の女の子が亡くなった事故を受けて、文部科学省が行っていたブロック塀の安全対策状況がまとまりました。
香川県では去年6月時点で、公立学校や園197校にブロック塀がありました。今年4月1日現在、54.3パーセントに当たる107校で安全対策工事が完了しておらず、全国平均よりも遅れています。
このうち、51校では今年度中に工事が終わる予定ですが、56校は来年度以降の完了予定です。また、ブロック塀の内部の安全点検が終わっていない学校も20校ありました。
香川県教育委員会は「緊急性が高いものから工事を進めている」としています。